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王女アレキサンドラ

読書漫画紹介
    作者 美内 すずえ
    集英社の『別冊マーガレット』掲載。
    ◆収録作(単行本)
     王女アレキサンドラ/冬のひまわり/真夏の夜の夢   
【あらすじ】
19世紀、幼い頃、失明したラストニアの王女アレキサンドラ。闇と不安と孤独の中で、彼女の武器は“信じる”ことだけだったが…!? 

美内さんの魅力は『ガラスの仮面』だけでなく多くの短編だと思います!!
本当に美内さんが描く短編作品は面白いですね〜
その中でも大好きなこの作品を久しぶりの更新として紹介したいと思います。

では、さっそくネタバレ感想へ▼
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

足感想
久しぶりなので感想の書き方が変になっているかもしれませんが悪しからず。
美内作品の中でも特にお気に入りこの作品は、美内さんの美しい絵柄そして何よりも主人公アレキサンドラ王女の貴高く美しい姿が魅力的ぴかぴか
ハラハラ、ドキドキ100ページに美内さんの“巧さ”が詰まった作品です。

アレキサンドラは【あらすじ】通り8歳の時に失明し、母が死の淵に立ったとき
『おまえができることは ただひとつ 人を信じることです』
『人の愛を 善意を信じる事です』
と王女に告げられます。
それからのアレキサンドラは失明というハンディキャップを持ちながらも誰よりも人を信じ、新しい王妃からの王位継承権を略奪しようという策略や色々な思惑がある中、信じる事で平和的な解決に結びつけていきます。
私はこの王妃の言葉が凄く好きです。そして目が見えないからこそ相手や周囲がどういう環境か分らないにも関わらず、アレキサンドラが人を信じ続けた姿が本当に貴高くて大好きです。
人を信じ続ける事って本当に難しいです。しかし、アレキサンドラの場合は人の悪意に気付いていたとしてもその人を信じます。信じる事で悪意を持った人を改心させていく姿は本当の意味で“人を信じる”とはなにかを考えさせられますね。
特に印象的なシーンは被災した地域の視察を自分1人で立ち、歩く所です。

私はあまり人の事を信用できない人間なので(←え)アレキサンドラのように人を信じ、許す姿を見ていると「あ〜自分は駄目だな(苦笑)」なんて思ってしまいますが、この作品を読んでいたら本当に信じる事の大切さを再確認できます。
王女様が出てくる作品の中でもNo1大好き王女様ですてれちゃう

アレキサンドラの王国はラストニアというのですが、『ガラスの仮面』の劇中劇『ふたりの王女』とどこか似た雰囲気ですよね〜
アレキサンドラが後々マヤの役(名前忘れました)と関係しているような気がしないでもないです。他の美内作品を読んでいたら時々そういうのがあるので楽しいです。
私は単行本を所持していますが、現在は文庫本で手軽に読めるので是非読んでみて下さい。特に人の事を信じられなくなってしまった人にオススメです(笑)
マミ | 作者名■マ行 | comments(0) | trackbacks(0) |
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